ikari ha muneni

交渉ごとはむずかしい 2006年03月06日
久しぶりに料理の撮影の仕事が入った。
「イメージ1~2カットをいくらくらいで?」
うーん。悩むところ。
そんなに高くも言えないし、安くも出せない。
「まーこんなくらいで」と出してみた。
来てもこなくてもいい。という線。
高いと思うなら、出してくれなくていいし、妥当だと思えば、出してくれるだろう。
うんよく、仕事がいただけることになった。
しかし、打ち合わせの時から、何かおかしい。
「この金額で、何カットまでなら取ってくれるか?」と聞かれなんとこたえればいい。しかも、ポスターにも使いたいと行ってきた。最初の話と大きく違ってきている。こういう事は、ままあることではあるが。

バックにしくものをどうするか?と聞いてみた。
「お店の白いテーブルが使えます。何か用意した方がいいですか」
いったんそこで、話が終わった。

2回目の電話で、下地は私の方で用意してくれという。
お店のカラーなどはないかとと聞いてみたが、「こちらでは用意できません」というだけ。話が伝わらない。

さて、撮影当日。
現場に行く。
打ち合わせした人の上司のような人が一緒だ。
「バックに白は使いたくない。このお店の包み紙がオレンジだからオレンジがいい」
なんだそれ。
最初からこっちは聞いていただろう。
何も知らない女の子に電話させて、当日に言う事じゃないだろう。
ムッカー!!
持って行こうか迷いながらも用意したバック紙の中に、オレンジ色が偶然に入っていたから、そのまま撮影は始まったが、納得いかない。私は、その場でいうべきだった。

デジタル撮影、その場で納品しちゃったからもう何も言えないのかな。
くやしい。


© Rakuten Group, Inc.